欠けた月の裏

ただただ君が好き

※ネタバレ有り※ 舞台「劇団シャイニング from うたの☆プリンスさまっ♪『マスカレイドミラージュ』」

舞台「劇団シャイニング from うたの☆プリンスさまっ♪『マスカレイドミラージュ』」
観てきました。
以下ネタバレ感想です。
 

 

▼前提

うたプリは1作目原作プレイ済、アニメ2期まで視聴済程度の知識で藍ちゃんについては真相を知る前にネタバレを食らっていた。
特に好きなキャラがいたりではない。キャストと題材に惹かれて観劇。ドラマCDは未視聴(テーマソングだけ前もってiTunesで購入、素敵な曲)。
 

▼簡単にまとめた感想

・おっ歌うのか……!?歌わ……ない!(何回かあった)
・歌唱面をアインザッツに頼りすぎ
・オリジナルキャラクターの演技力高すぎ
・衣装が素敵すぎ(ただしレビューのテメーはダメだ)
・音楽がさすがElements Garden、良かった
・アイアなりに場面転換頑張った
 

▼感想詳細

色々ごちゃごちゃしてますがご了承ください。
楽しく観劇できました。
キャラは原作キャラの当て書きのような設定で入りこみやすかったです。
(※そういえばこれって一代目とか言ったほうが良いのでしょうか、申し訳ないですが原作キャラという表記で進めさせていただきます)
冒頭、主要キャラ3人がステージから客席から登場。一夜限りの仮面劇の幕が上がる……といった感じのセリフ、音楽とダンス。高揚感が凄い。
オープニングでテーマ曲歌うのかな~と思ってたら歌わなかった。テーマ曲を舞踏会の曲のようにアレンジされた曲で素晴らしいです。
仮面舞踏会シーンでレイジーとシーノが出会うくだり、説明セリフになりすぎずに二人の関係性とシーノの眼鏡を外すのNGな設定が描かれてるのが良かった。
回想も兼ねた怪盗アインザッツの予告状のシーンも演劇らしい手法で素敵だった。
堀池直毅さん演じるオリジナルキャラクター、ジャスパーが憎めない三枚目キャラですごく愛らしい。名前で最後の最後まで笑いを取るとは思わなかった。
レイジーがジルコニアと踊るところ。歌うのか!?と思ったら歌わなかった(2回目)。もしかしたら染谷さんじゃなければ歌が入ったのかもしれない
天使の歌声を持つ楽師として美しい女性の姿で登場し高らかに歌うアインザッツ、プライスレスでした。とっても可憐で可愛らしい。
正体がバレるまでは女性の声や仕草をするのですが、太田さんのマグダラのアンナ役で相当鍛えられたであろうその女性らしさの表現が素晴らしかったです。本当に可愛い。
シーノの「ぎゅ~~~!」で歌が中断されるのですが、全部聴きたかったです!CD出してほしい!
ジルコニアも女性として振る舞っている時の仕草が美しくて上品でした。だからこその男性として目覚めた後とのギャップが素晴らしい。
ニャーンは卑怯。
ジルコニアが自室で鏡に写った自分を見る演出が良かったです。うまい具合に客席までは写り込まない良い素材を使った鏡、GJ。
アインザッツもこの鏡を通して自分の役割を確かめる(自分の人形としての姿を目に焼き付けるような)シーンがあるのですが、そこが哀しくて良かった。
哀しいといえば機械人形(オート・マタ)としてのアインザッツ……。レイジー達に「この世は舞台なんだよ。結末まで全て決まってる(うろ覚え)」と言った理由がこれだなんて。
個人的にはあの分厚いフリルの衣装を開いた中に赤く煌めく人工物が光っているとう図だけでわりとごちそうさまでした。
アインザッツのルビーの力が弱まった時の虚ろな瞳の表現とか、ジェルマンに杖で合図されて瞬時に動く姿とかの表現がさすがでした。
ジェルマンの窪寺昭さんもハマり役ですね。薄桜鬼、さよならソルシエ刀剣乱舞虚伝燃ゆる本能寺、とそういえば全部悪役で観たけどどれもハマってて良かったなぁ。
2.5次元舞台って窪寺さんのようなイケおじ枠が案外あったりするので、推しのAさんにもいずれそういう役をやってほしいです。良い感じに年齢を重ねてほしい。
話が脱線したついでに違う話をすると、シーノの眼鏡が取れたとき(さっちゃん)の演出がすごく好みでした。
バルコニーのセットに重ねるようにプロジェクションマッピングで映像を入れているのか、衝撃でバルコニー全体がぐらっと揺れるように見えるんですよね。やるじゃん、アイア!
アイアやるじゃんといえば停電の演出も好きでした。真っ暗になりすぎず登場人物の動きを見せたり(後の伏線になる)、全体の照明を、上の奥に並んだ照明を先にオレンジ色でピカッと一度光らせてから点けていて、停電からの復旧感が出てました。
アイアがやるんじゃなくて演出さん・照明さんが素晴らしいっていう話かもしれません。
とにかくシーノが暴れた時のプロジェクションマッピングに感動したという話でした。
シーノの方はほとんど新人さんという話を聞きましたが、普段のシーノと別人格のシーノがきちんと演じ分けられてて良かったです。声や体格まで違って見えるような。
レイジーに対してのわんわん大型犬感も可愛かったし、スタイルが良いからかぴっちりした警官の服も着こなしててかっこよかったです。
染谷さんのレイジーは何か若々しいレイジーって感じでした。あんなに小柄だったっけ?衣装とか他の人との体格差?相変わらず顔がお綺麗で耽美を体現したような方なのに「よろしくマッチョッチョ」とか言う(可愛い)。
色々あり(すみません疲れてきました!)、男性になったジルコニアが猫抱きながら機関銃ぶっ放したりジャスパーちゃんがヘッポコだったりスペンスが頼れるイケメンだったりとオリジナルキャラクターの魅力が半端ない場面を挟んで(ニャーンは卑怯!!)、終盤へ。
ジェルマンの最期が悲しかったです。SFとかでよくある悪役の終焉というやつだったけどそれが王道で良かったな。
機械人形の不気味さを身体の動きとかで表現していたアンサンブルの方々の演技とスチームパンク界の機械人形的な衣装が良かったです。
ジェルマンが死んだ後はどうなるのか。そのまま動けなくなって壊れるのかな。
で、ですよ。同源となるルビーを破壊してしまって倒れてしまうアインザッツの美しさよ。それを抱きかかえるレイジーの美麗さよ。画面が美しすぎる。
そこで妹さんのネックレスが役に立つわけですが、きっと妹もわかってくれるよ!とかいうところはちょっと脚本の弱さを感じました。
破壊されたルビーもジルコニアの家宝だったわけですが、「男になったからルビーの指輪なんてどうでもいいぜ!」もご都合的だなと笑 でもすべてジルコニアの漢気で観客を黙らせる感じ、嫌いじゃない
なんやかんやあってレイジーとシーノ、二人とアインザッツの関係性も修復、前進。綺麗にまとまりました。
ラストはアインザッツの独唱……あ、歌うんだ!ってなった。
 

▼レビュー

「天下無敵の忍び道」に行った友人から、わりと唐突に始まるよと聞いていたので鞄からすぐに取り出せる位置にペンライトをセットしておいて正解でした。
本編から休憩挟まずに始まるのは良いですね!
華やかで楽曲が素晴らしくて観ていてめちゃくちゃ楽しいレビューでした。
が、思ってしまうのは歌唱面をアインザッツもとい太田基裕に求めがち過ぎない?っていうところ!
レイジー&シーノとアインザッツ、という配分でした。
あと思ったのは染谷さんの歌が全然聴ける感じでびっくりした(ファンの方すみません!が共通認識ですよね?)。
もっとズコーッてなるのかと覚悟していたので(本当にすみません)、歌唱配分もう少し均等にしても良かったのではくらい思いました。
念願のテーマソング「テーマオブマスカレイドミラージュ」も舞台用のアレンジが入っていて嬉しかったです!
振り付けがあまり好みではなかったのと、本当にあのモコモコの衣装は何なんだ。小一時間問い詰めたい。頭の王冠もあいまってすごく変でした。
きっと役者さんも何かしら思うことはあるでしょう。着こなせてるのが凄い。
テーマ曲はジャケット絵の衣装で観られるかと思ってたからそれが残念すぎて……。
 

▼その他

カーテンコールで他のキャストを呼び込む前に捌けようとして「やっちゃった!」って顔して笑顔でゴメンゴメンする某さんめっちゃかわいい
 
機会に恵まれ2回観ることができましたが、ザ・王道!で良い作品を観られたという感想でした。
「天下無敵の忍び道」も観たかった……。Gロッソで忍者……。
次の「JOKER TRAP」はキャスト次第&本命Aさんのスケジュール次第ですが、もし観られたら観たいと思います。
それにしても前回も今回も需要に対して公演数とキャパが極端に少なすぎるという印象なので、もう少し増やしてもいいのになと思ってしまいます。
 
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!